庇なしの平らな屋根形状陸屋根のメリットとデメリット
こんにちは、スタッフの兵動ですm(_ _)m
今回は、様々な屋根の形状があるなかで特殊な形状の陸屋根について
陸屋根特徴
●勾配がない「雨水を流す勾配あり(水勾配)」
●庇がない
●建物全体の形が箱のよう
今回の陸屋根はこのような特徴があります。
それでは、陸屋根の由来についてイラストを用いて解説していきます。
陸屋根とは(りくやね,ろくやね)名前の通り、屋根に勾配がない屋根形状です
別名平屋根とも言う
「陸(ろく)」とは建築用語で水平の意味で水平でないことを
「不陸(ふりく)」とも言います。
勾配がある屋根を勾配屋根で、水平な屋根を陸屋根といいます
陸屋根は、構造上木造住宅に適してなく鉄筋コンクリート造など
ビルや混構造の住宅に使われます
これらが陸屋根の由来です
陸屋根のメリット
●陸屋根部分は屋上スペース
陸屋根はビルなどの屋上に出ることができるものが多くあります
敷地が狭く庭を作るスペースが無い場所などでは、
屋上スペースを使って屋上緑化や遊ぶスペースとして使うことが出来ます
●外観がスマートまたは、近未来的
やはり、勾配屋根の切妻屋根だと屋根があることで全体がゴテゴテしている印象があるが、
屋根が無いことで、全体がスマートな印象になります
あまりゴテゴテしているのが苦手な人などにおすすめです
ここまでが陸屋根のメリットになります
今までの片流れ屋根や切妻屋根と違い木造建築に向いていないことがメリットになっています。
それでは、陸屋根のデメリットについて考えていきたいと思います
●屋根の漏水(雨漏り)対策が難しい
木造建築の場合躯体と屋根部分が別れているため、接合部で雨水が侵入しやすくあります
屋上のスペースは、劣化しやすく定期的なメンテナンスが必要になります
ここまでが陸屋根のデメリットになります。
他の屋根に比べデメリットは、少ないですが雨漏りやメンテナンス面での
デメリットが大きいと思います
新築住宅で陸屋根を検討している方は、参考にしてください。
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