入母屋屋根のメリットは、
●構造的にも丈夫
見た目からわかるように屋根が大きくどっしりしたイメージですが、
構造的にも非常にしっかりしているので多少の雨風ではびくともしません

耐風性は特に高く、あらゆる方角からの強風にも動じません
断熱性も高いことで、居住空間が快適に保ってくれます

●日本の風土や環境に適している
地域の景観を作ることに一役買っています。
京都など古い景観を大切にしている場所ではよく見かけます

日本は高温多湿で、この入母屋屋根は切妻屋根の長所である広い屋根裏スペースを作れるので
風の流れができるので換気がよくできる

ここまでが、入母屋屋根のメリットになります
それでは、デメリットについて考えていきます

●コストがかかる
屋根の構造が複雑でかつ、入母屋屋根を扱うことができる大工や瓦職人が減ったことや
材料費や工期も長いものになります

●雨漏りのリスク
複雑な構造のよく起こる現象で接合部が多いことと、
職人の腕が問われます

●耐震性の問題
屋根の構造が複雑かつ、大きいことで支える下の構造が
しっかりしていないと支えられない場合があるので注意が必要です

ここまでがデメリットになります
やはり、メリットとデメリットをみると費用面や雨漏りなどのメンテナンス面で
非常にデメリットが大きく見えます

今風の家だとコストやデザイン面で選ばれることが少ないですが
もし、新築で検討していたり屋根修理など考えている方は、参考にしてください
