現代住宅にマッチする近年増加中の片流れ屋根メリットとデメリット
こんにちは、スタッフの兵動ですm(__)m
最近家の周りに建ち始めた新築住宅をよく見ると、どの家も屋根の形が同じで
建築用語で『片流れ屋根』と言われるものでした 今まで、何気なく見ていた家でも、比較的に新しい家は多くの割合で片流れ屋根でした
これだけ多くの住宅で採用されているので、少し調べてみたので写真や
イラストを使って簡単に解説していきます
まず、片流れ屋根と言っていますがどの屋根の形が片流れ屋根に、なると思いますか?
答えは、屋根の勾配(傾斜)が一方向だけにある屋根のことを指します
家の形に関係なく、大きな屋根がついているものになります
形的には、非常にシンプルな形状なのでこの形が特徴になります。
片流れ屋根の特徴が分かれば、次はメリットとデメリットになります
この屋根の形が多く使われているということは、
メリットがデメリットより多いことです
ではメリットから説明していきたいと思います
●シンプルな形状のためコストが安く抑えることが出来る
屋根の構造上シンプルなデザインであるということは作る際の労力が少なく制作コストが抑えることが出来ます
切妻屋根や入り妻屋根などは、少し凝っていることで非常にコストがかかってしまいます
●屋根の傾斜が一方方向なので、雨水の流れが非常にいい
屋根の傾斜が一方方向ということで、複雑な屋根に比べ雨水の流れが非常にいいです
●太陽光発電を多く設置できる
複雑な屋根に対して、屋根面が一つしかないのでパネルを屋根面全体に設置することが出来る
しかし、屋根が北面を向いていると設置できない
デメリットとしては、
●雨漏りが多い
保険会社の調査では、新築住宅の雨漏り事故で75%以上が片流れ屋根でした
屋根面ではなく頂上部分や外壁との交差位置が多く屋根の傾斜で外壁屋根面を水が伝うことで入ってしまいます
●雨どいへの負荷が大きい
片流れ屋根の場合シンプルなデザインなのと、傾斜が一方向しかないので片流れ屋根以外の
屋根とは異なり1カ所の雨どいに雨水がすべて集中してしまいます。
片流れ屋根のメリットとデメリットを知っていただけたでしょうか?
屋根のメリットとデメリットを知ることで今後に役立つかと思います
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