瓦について解説していきたいと思います
大きく種類別に分けたものが
●粘土瓦
●スレート
●セメント瓦
●金属系
●その他
以上の5種類に分かれます
今回は、粘土瓦について細かく解説していきます
粘土瓦は細かく分けると
●陶器瓦
粘土を使い瓦を成型し、釉薬(うわ薬)をかけるてから高温で焼き上げたもの
瓦表面に塗った釉薬がガラス質になっているため、水が浸透しないようになっています
瓦には規格があり、J形(和形)F形(平板)S形等があります
釉薬を変えることで、色や艶の出方を変えることが出来ます
●いぶし瓦
陶器瓦と同様に粘土を使い成型し、何もかけずに焼き
その後にむし焼き(燻化工程)した後に表面処理したもの
むし焼きを行うことで、瓦表面に炭素膜ができ瓦全体が渋い銀色をした瓦ができます
日本建築のお城や社寺の屋根に多く使われています
これらが、粘土瓦の2種類になります