2026.03.06
皆さまこんにちは。街の屋根やさん豊橋店です。 築25年を迎えた平板瓦葺き屋根では、少しずつ経年劣化の症状が現れ始めます。その中でも見落とされやすいのが、棟瓦の釘浮きです。屋根のてっぺんにある棟部分は、日々の雨風や寒暖差の影響を最も受ける場所です。「釘が少し浮いているだけ」と感じる…

今回ご相談いただいたのは、築25年の洋瓦葺き3階建て住宅のお客様です。棟部分のしっくいが剥がれていることに気付き、「屋根のてっぺんの白い部分がポロポロ落ちてきている気がする」「今すぐ直さないと危ないのでは?」と不安を感じてお問い合わせくださいました。
屋根のてっぺんにある「棟(むね)」は、屋根全体をまとめるとても重要な部分です。普段はなかなか見えない場所ですが、しっくいの剥がれや釘の浮きなどが起こると、雨水の侵入や棟瓦のズレにつながる可能性があります。
屋根の安全性を保つため、棟しっくい詰め直しとパッキン付きビスによる再固定工事が必要と診断。ご提案内容にご納得いただき工事を実施しました。





この記事では、実際の現地調査で確認した屋根の状態と、なぜ棟しっくいの詰め直し工事が必要だったのか、そして実際の施工の流れまでを詳しくご紹介します。屋根のメンテナンスを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
屋根に上がって確認出来たのが、棟部分のしっくいの剥がれでした。
本来しっくいは、棟瓦の内部にある葺き土を守り、雨水の侵入を防ぐ役割があります。
しかし今回の屋根では経年劣化によって表面が崩れ、ところどころ大きく欠けている状態でした。
しっくいが剥がれると内部の土が露出し、雨が降るたびに少しずつ流出してしまいます。
そうなると棟瓦を支える土台が弱くなり、瓦のズレや落下の原因にもなります。台風や突風などによる落下リスクの影響も大きいため、気づいた時の補修が必要です。
併せて確認できたのが、棟瓦を固定している釘の浮き上がりです。
棟瓦は内部の木材下地に釘で固定されていますが、長年の温度変化や風の揺れによって少しずつ釘が緩んでくることがあります。
今回の屋根でも数か所で釘頭が浮いており、手で触れるとわずかに動く状態でした。この状態を放置すると、強風時に棟瓦が揺れたりズレたりする可能性があります。
最悪の場合、瓦の落下につながることもあるため、釘の打ち直しではなく耐久性の高いパッキン付きビスで再固定する方法をご提案しました。
今回の屋根では、棟しっくいの剥がれと棟瓦固定釘の浮きが確認されました。
そこでご提案したのが、棟しっくいの詰め直しと棟瓦の再固定工事です。
劣化したしっくいをすべて撤去し、棟内部の状態を確認します。
そのうえで新しいしっくい材としてモルロックを塗り込み、防水性と耐久性を確保します。
また浮いていた釘はすべて撤去し、パッキン付きビスでしっかり固定し直します。ビスは釘よりも抜けにくく、さらにパッキンによって雨水の侵入も防ぐことができます。
お客様も「大きな工事にならずに屋根の不安が解消できるなら安心です」と納得され、今回の工事をお任せいただくことになりました。
まず工事前に屋根全体の状態を改めて確認しました。
棟しっくいの剥がれと釘浮きが主な劣化でしたが、周囲の瓦に割れやズレがないかも細かくチェックします。
棟工事は部分的な作業ですが、周囲の瓦の状態も確認しておかないと、後から不具合が見つかる可能性があるためです。
今回は瓦自体の状態は良好で、しっくいと固定部分の補修で十分対応できることが再確認できました。事前に状態をしっかり把握することで、工事後のトラブルを防ぐことにもつながります。
慎重に棟瓦を外していくと、内部の葺き土や下地の状態をしっかり確認することができます。
瓦は再利用するため、割れないように丁寧に扱いながら作業を進めました。
棟瓦を一度外すことで、劣化した材料をしっかり取り除くことができ、結果的に長持ちする補修につながります。
棟瓦を外した後、古くなったしっくいをすべて撤去していきます。
表面だけを補修するのではなく、劣化部分を完全に取り除くことが重要です。
崩れかけたしっくいを残したまま施工すると、新しい材料がしっかり密着せず、再び剥がれる原因になるためです。
丁寧に取り除き、下地がきれいな状態になるまで清掃を行いました。
こうした下地処理をしっかり行うことで、補修の耐久性が大きく変わります。
しっくいを撤去した後は、棟の内部下地を確認します。
棟瓦は内部の木材や葺き土によって支えられているため、ここが傷んでいると補修だけでは対応できません。
今回は下地の木材に腐食はなく、交換不要と判断しました。
もしこの段階で大きな劣化が見つかれば棟の下地である木材(棟垂木:むねたるき)の交換が必要になることもありますが、今回はそこまでの状態ではありませんでした。
下地確認後、新しいしっくい材としてモルロックを塗り込んでいきます。
モルロックは防水性と耐久性に優れたしっくい材で、棟内部の葺き土をしっかり保護する役割があります。
コテを使って隙間なく均一に塗り込み、雨水が入り込まないよう丁寧に仕上げていきます。
この作業が不十分だと再び内部に水が入ってしまうため、職人の技術が重要になる工程です。しっかり施工することで、長期間安定した状態を保つことができます。
しっくい施工後、取り外していた棟瓦を元の位置に戻します。
そして釘ではなくパッキン付きステンレスビスを使用してしっかり固定していきます。
ビスは釘よりも抜けにくく、さらにパッキンによって雨水の侵入も防げるため、現在では多くの瓦固定で採用されています。
すべての棟瓦を丁寧に固定し直すことで、強風時でも動きにくい安定した状態になりました。
最後に屋根全体を点検し、瓦のズレや歪みなどがないかを確認します。
補修した棟部分はもちろん、周囲の瓦や雨樋などもチェックし、安全な状態で工事を完了させます。
作業中に出た細かな破片やほこりなどもきれいに清掃しました。こうした最終確認を行うことで、工事後も安心して生活していただける状態になります。
今回の工事では、棟しっくいの剥がれと棟瓦の固定不良を補修することで、屋根の安全性をしっかり回復することができました。棟は屋根の中でも特に重要な部分ですが、普段は見えないため劣化に気付きにくい場所でもあります。
お客様からも「これでしばらく安心して暮らせます」と喜んでいただくことができました。屋根のしっくい剥がれや棟瓦のズレは、早めに対処することで大きな工事を防ぐことにもつながります。もし屋根のてっぺんに気になる症状がありましたら、点検だけでもお気軽にご相談ください。
昭和54年創業、地元の屋根外壁工事店「街の屋根やさん豊橋店」では、豊橋市の屋根外壁修理も多数対応してきました。現地調査・お見積りは無料です。
現地調査から施工内容まで分かりやすくご説明しております。
※無理に工事を進めることはありません
「街の屋根やさん 豊橋店」では建物の外回り(屋根・外壁・雨樋・ベランダ・バルコニー・軒天・雨漏りなど)のお困りごとを解決しますよ。あなたの大切なお住まいを守ります🎶
お気軽にご相談くださいませ!
☎️お問合せがスムーズにいくために📩
お問合せお待ちしております!!
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん豊橋店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.