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今回調査したのは、築50年ほど経過した1階の薄型スレート屋根です。
長年、雨や風、紫外線などにさらされてきた屋根のため、目立つ破損だけでなく、屋根材全体の劣化状況も確認しました。
実際に屋根へ上がり、屋根材の表面や端部、重なり部分などを一つひとつ確認したところ、複数箇所にひび割れが見つかりました。
最終的には、30箇所以上のひび割れを確認しています。
屋根材にひびが入り、劣化していることが目視でも確認できました。
このほかにも同様の症状が複数箇所で見つかっており、合計30箇所以上のひび割れを確認しています。
こちらも別の場所で確認したひび割れです。
同じ屋根の中で複数のひび割れが発生していることから、一部分だけの破損として考えるのではなく、長年の使用による屋根全体の劣化状況を確認することが重要です。
ひび割れの位置や状態だけでなく、その周辺に同様の症状がないかも確認しました。
調査を続けると、さらに別の場所でもひび割れが確認されました。
築50年ほど経過した屋根では、現在確認できる症状だけでなく、今後さらに劣化が進む可能性も考慮する必要があります。
そのため、部分的な補修だけでなく、屋根全体の状態を見ながら今後のメンテナンス方法を検討します。
ひび割れの数が多い場合は、部分的な補修を繰り返す方法が適しているのか、屋根全体のメンテナンスを検討する段階なのか、慎重に判断する必要があります。
今回のように築年数が長い屋根では、屋根材だけでなく、その下にある下地部分についても考えることが大切です。
屋根材の下には、防水紙や下地があります。
防水紙は、屋根材の隙間などから入り込んだ雨水が建物内部へ侵入するのを防ぐ重要な役割を担っています。
そのため、屋根表面のひび割れだけを見て工事方法を決めるのではなく、築年数や屋根材の状態などを総合的に確認して、今後のメンテナンスを考える必要があります。
これだけ広範囲に症状が見られる場合には、確認できた部分だけを補修するのではなく、屋根全体の状態を踏まえて今後の工事方法を検討していきます。
今回のお宅では、1階屋根と2階屋根の両方を調査しました。
しかし、同じ建物だからといって必ずしも同じ方法で施工できるとは限りません。
それぞれの屋根について状態や勾配などを確認し、施工できる方法を判断する必要があります。
そのため、同じ薄型スレート屋根であっても、屋根の場所によって適した工事方法が変わる場合があります。
屋根リフォームでは「家全体をまとめて同じ工事にする」という考え方だけではなく、屋根ごとの条件に合わせて施工方法を選択することが大切です。
今回は、築50年ほど経過した1階の薄型スレート屋根を調査しました。
そして屋根全体を確認したところ、30箇所以上のひび割れが見つかりました。
次回は、築50年ほど経過し30箇所以上のひび割れが確認された屋根に対して、”葺き替え”を含めたメンテナンス方法について詳しくご紹介します。
ぜひチェックしみてください✨
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