岡崎市で行った屋根専門店によるセメント瓦葺き屋根の無料診断、必要なメンテナンスは？

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岡崎市で行った屋根専門店によるセメント瓦葺き屋根の無料診断、必要なメンテナンスは？

岡崎市の皆さんこんにちは。
街の屋根やさん豊橋店です。

今回はセメント瓦葺き屋根の無料診断と必要なメンテナンスについてご紹介していきます。
無料診断やメンテナンスのご提案は、屋根専門店が行うことによってメンテナンスで起こりがちなリスクを回避できます。

セメント瓦葺き屋根にお住まいのお客様は参考にしてみてくださいね！

〜岡崎市　無料診断を行なった現場〜

木造2階建てで外壁の色が特徴的なお住まいでした。
ベランダから見える色褪せた瓦が気になっていたそうです。

〜セメント瓦とは〜

セメント瓦とはセメントと砂を主成分とし、成形後に塗装を施した瓦です。
耐用年数は30年〜40年と非常に耐久性が高く、2010年頃まで一部ハウスメーカーでも指定屋根材となっていました。

2010年頃に製造メーカーの撤退で現在では新築工事に使用されることはありません。

〜セメント瓦の耐久性とメンテナンス時期〜

セメント瓦そのものは耐久性が高いですがお手入れしなくて良いという訳ではありません。

今回のお住まいのように色褪せや棟のしっくい、固定釘の浮き上がりなど、放置してしまうと不具合の段階が上がってしまいます。

〜メンテナンスを放置すると考えられる不具合とは？〜

メンテナンスを放置すると考えられる不具合にはどのようなものがあるでしょう？

①瓦の破損

防水性を失ったセメント瓦は水分を吸収してしまいます。
すると苔などが生えるばかりでなく、濡れる乾くを繰り返すうちに脆くなりヒビ割れを起こす事があります。

②棟・ケラバの崩れや飛散

固定用の釘が錆びたり浮いたりしてきたら強風・台風で瓦が飛ばされる事もあります。
棟瓦の内側には棟瓦を固定する棟垂木と呼ばれる下地が入っています。
この棟垂木を保護するためにしっくいが詰められいるのですが、しっくいの耐用年数は10〜15年と言われています。

劣化すると棟垂木を傷めてしまい、棟瓦の崩れや飛散、雨漏りを引き起こす事があります。

③雨漏り

セメント瓦の下に敷いてあるルーフィング（屋根用防水紙）の耐用年数は20年と言われています。
セメント瓦の裏側に回り込んだ雨水がルーフィングの劣化により漏水する事があります。

〜必要なメンテナンスとは？〜

セメント瓦に必要なメンテナンス

①塗装
新しく塗膜をつくる事で防水性を高めます。
セメント瓦そのものは丈夫なので、定期的に塗装を行えば屋根は長持ちしますよ。

②葺き替え
雨漏りしている場合には葺き替え工事が必要となります。セメント瓦を全て撤去し、新しい屋根材に交換します。当然ルーフィング（防水紙）も新しいものを敷きます。
ハイグレードのルーフィングを選べば、より長く安心出来ますよ！

☆セメント瓦・モニエル瓦のメンテナンスはこちらも合わせてお読みください☆

〜カバー工法や葺き直しは出来ません〜

カバー工法

屋根リフォームにおいて屋根カバー工法という言葉を耳にします。
文字通り上からカバーする工法なのですが、セメント瓦にはこの工法は使えません。
屋根が平坦で無い事でルーフィングが敷けません。
また瓦の下に空間が空いているため、新しい屋根材を固定出来ないからです。

☆屋根カバー工法について☆

葺き直し

葺き直しという工法もあります。
葺き直しとは瓦を再利用する工法です。
一度撤去し、野地板やルーフィングを新しくしたのちに再度セメント瓦を戻す工法です。

再利用するセメント瓦自体色褪せや苔があれば塗装が必要な場合がありますし、現在製造されていないので万が一破損した場合、代わりを探すのに困難を極めます。
現実的では無いかも知れませんね。