蒲郡市にて洋風瓦葺き工事開始、台風や地震に強い瓦の特徴と施工方法とは | 豊橋・豊川・田原市で屋根の点検、リフォームなら街の屋根やさん豊橋店

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蒲郡市にて洋風瓦葺き工事開始、台風や地震に強い瓦の特徴と施工方法とは

皆さんこんにちは。
街の屋根やさん豊橋店です。

今回は「瓦」についての記事となります。
昨今地震や大型化した台風などの影響で「瓦」を屋根材として選ばれることが少なくなってきました。
しかし瓦にも多くのメリットがあり、また耐震性・耐風性なども昔に比べて格段に向上しています。

躯体（骨組み）がしっかりしていれば決して敬遠するべき屋根材ではありません。
特徴を交えてお伝えしていきますね！

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平部の対策

土葺き工法に変わって瓦桟に引っ掛けて固定する「引っ掛け桟工法」が主流となっています。
そのため瓦は確実に固定され、地震や台風などによって落下する被害が大幅に低減しています。

また㎡あたりの重さも44.4kg/㎡と軽量化され、以前の60kg/㎡と言われていた時代から3/4となり、耐震性に優れたレベルに達しているんです。

他の屋根材と比較するとまだまだ重いですが、躯体（構造）さえしっかりとしていれば何も問題ありません。

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⚫︎瓦の７大性能⚫︎

①耐水性能　瓦は陶器質でほとんど吸水しないため雨を早く流す
②耐火性能　1100°C以上で焼成される瓦は不燃材として認定されている
③断熱性能　野地板との間に空気層があるため優れた断熱性能があります
④耐久性能　高温焼成された硬い瓦は劣化が極めて少なく酸性雨にも強く色褪せしません
⑤耐寒性能　瓦は吸水率が低いため水分の凍結による破損を起こしにくい
⑥耐震性能　引っ掛け葺き工法により確実に固定されるため、落下しにくい
⑦経済性能　メンテナンス費用が他の屋根材に比べて安い

棟部の対策

棟部分は風雨の影響を受けやすい箇所のため、長期に渡って頑丈になっている必要があります。
「棟金具（むねかなぐ）」を使い躯体と棟垂木をしっかりと固定します。

樹脂製棟垂木は湿気に非常に強く腐食しないため、棟瓦の下地としてとても有効な材料です。

棟垂木の固定が終わったら、屋根用しっくい材のモルロックを塗りこんでいきます。
モルロックは炭酸カルシウムに砂・消石灰を混ぜたもので、ペースト上ですが乾燥するとセメントのようにカチカチになります。
また撥水性もあるため、長期に渡り性能を発揮してくれます。