新築住宅の屋根は、次のような順序で施工が進みます。
構造体(垂木)の設置
屋根の骨組みとなる垂木を組み、勾配(角度)を決めます。
野地板の施工
構造体の上に合板(野地板)を張り、屋根の下地を形成します。
下葺き材(ルーフィング)を敷設
野地板の上に防水シートであるルーフィングを貼ります。これが雨漏り防止の要です。
板金部材の取り付け
谷や棟、軒先など雨水が集まる部分に板金を施工します。
屋根材の施工(瓦・スレート・金属など)
仕上げ材を葺き上げて完成です。
どんなに高級な屋根材を使っても、ルーフィングが劣化していれば雨漏りは防げません。
ルーフィングは屋根材のすぐ下に敷かれる防水シートです。
屋根材の隙間から入り込んだ雨水を受け止め、軒先へと逃がす役割を担っています。
つまり、「屋根材+ルーフィング」で初めて完全な防水構造が成立します。
新築時には外から見えないため、使用するルーフィングの種類や施工精度は施主様にはわかりにくい部分。
信頼できる施工店を選ぶことがとても重要ですよ!
新築屋根では、屋根の形に合わせてさまざまな板金が使われます。
切妻屋根:軒先板金・ケラバ板金・棟包み
寄棟屋根:軒先板金・隅棟板金・棟包み
片流れ屋根:軒先板金・ケラバ板金・棟包み
谷がある屋根:谷板金(最も雨が集まる要注意箇所)
瓦屋根の場合、重量があるため下地構造の強度が求められます。
新築時には、野地板の上にルーフィングを敷き、さらに桟木(さんぎ)を取り付けて瓦を固定します。
最近では「防災瓦」と呼ばれる耐風・耐震性能の高い瓦が主流で、ルーフィングとの組み合わせで高い防水性を実現しています。
現在の新築住宅では以下のようなルーフィングが使用されます。
| 種類 | 特徴 | 耐用年数 |
|---|---|---|
| アスファルトルーフィング | 安価でコスパ良好 | 約20年 |
| 改質アスファルトルーフィング | 一般的でコスパに優れる | 約30年 |
| 高分子系ルーフィング | 軽量・長寿命で高性能 | 約30年 |
新築時の屋根工事は、一度完成すると二度と見えない部分が多く存在します。
その中でも「下葺き材(ルーフィング)」は家を長く守るための最重要部材です。
街の屋根やさん豊橋店では、豊橋市を中心に新築時の屋根工事監理やルーフィング選定のご相談も承っています。
家を建てる前に、“見えない部分こそ大切”という意識を持つことが、後悔しない家づくりの第一歩です。
「街の屋根やさん 豊橋店」では建物の外回り(屋根・外壁・雨樋・雨漏りなど)のお困りごとを解決しますよ。
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