田原市　何も問題無いように見える平板瓦葺き屋根の無料点検、棟瓦に異変がありました

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田原市　何も問題無いように見える平板瓦葺き屋根の無料点検、棟瓦に異変がありました

田原市の皆さんこんにちは。
街の屋根やさん豊橋店です。
蒸し暑い日も増え、まもなく梅雨入りを迎えますね。

今回はお住まいの外回りをまとめてメンテナンス！という事で、瓦屋根・外壁・雨樋・波板などを補修や塗装でまとめてメンテナンスして欲しいとのご相談で、現地調査にお伺いしてきました。

この記事は「瓦屋根の補修」についてご紹介していきます🎶

田原市　外周りトータルメンテナンスの調査現場

お住まいは木造２階建て、瓦葺き屋根です。
築２５年を迎え外周りのメンテナンスをお考えでした。

瓦葺き屋根ってメンテナンスは必要ないんじゃないの？と不思議に思われる方もいるかもしれません。
瓦そのものは耐久性が非常に高い屋根材で、耐用年数は５０年とも言われています。

しかしメンテナンスは必要なんですよ。

瓦屋根の状態を調査！

瓦屋根は「平板瓦」と呼ばれる洋風の瓦葺きです。
一見何も問題無いように見えますよね？

でも問題があるんです！
どこだかお分かりですか？

答えの前に〜平板瓦とは？〜

〜平板瓦とは〜
一枚が約３０㎝角の瓦で、引っ掛け葺きと呼ばれる葺き土を使わない方法で固定されています。
防災機能が備わっているため、台風などの強風や地震の揺れでも安心なんです。

〜特徴〜

断熱性	素材自体に断熱性がある
通気性	瓦と下地の間に空気層があり温度・湿度を調整できる
遮音性	高い吸音率で激しい雨音も気にならない
耐久性	高温で焼かれていて夏の強い日差しでも劣化しにくい
〃	ガラス質のため塗り替え要らず

今回発見された不具合は？

棟瓦を固定している釘が浮き上がっていました。
この釘の浮き上がりが原因でどんなことが起こるか想像できないかもしれません。

今からご説明していきますね！

こんな僅かな隙間でも長い時間をかけてじわじわと雨水は瓦の裏側へ入っていきます。

関連記事→棟瓦の浮いた釘をビスに交換した施工事例

釘の浮き上がりが原因で起こる不具合

これは別の現場の写真です。
棟の瓦を１枚外したところ、下地の木材が腐っていました。
下地にある亀裂部分が、棟瓦を固定していた釘の場所です。

僅かな隙間から入った水が、下地を腐らせてしまった事例です。

これでは釘やビスが効いていない為、棟瓦が固定されていないのと同じなので、台風などの強風や地震で外れてしまい飛散することも考えられますよね。

今回のお住まいの下地は？

今回のお住まいは・・・。
下地には雨水侵入の影響が出ていませんでした。

早めに点検出来たことで、下地交換など高額な工事へ発展することがなく補修出来ます🎶

もしも下地が痛んでいたら・・・

もし発見が遅れて下地が腐ってしまったら・・・。
下地を「樹脂製人工木」へ交換しましょう。

湿気に強く腐食しにくい特徴があり、長期にわたって棟瓦の下地として活躍してくれますよ♪

こんな不具合も・・・

棟瓦の内側には漆喰が塗られています。
漆喰は１０〜１５年ほどでメンテナンスが必要となってきます。

写真のように剥がれてしまう事例もあるので覚えておいてくださいね！

まとめ

今回は一見何も問題無いような瓦屋根で発見した棟の不具合についてお伝えしました。
次は外壁の点検についてお伝えしていきますね！

「街の屋根やさん　豊橋店」では建物の外回り（屋根・外壁・雨樋など）のお困りごとを解決しますよ。
お気軽にご相談くださいませ！

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