豊橋市にてアパートのカラーベスト屋根、カバー工法での改修工事開始　～ルーフィング張りの準備編～

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豊橋市にてアパートのカラーベスト屋根、カバー工法での改修工事開始　～ルーフィング張りの準備編～

◆前回のブログ　太陽光パネル一時撤去◆

無事太陽光パネルを撤去出来た豊橋市のアパート。
本日はルーフィング（防水紙）施工の為の準備を行いました。

長きに渡って頑張るルーフィングの名前は？

常裕パルプ工業㈱：サンシール張ってGO
こちらは粘着層付ゴムアスルーフィングで、何といってもタッカーで留めなくても良いんです。
ですのでルーフィングに針穴が空かなくて済むんです！

タッカーというのはホッチキスの現場用みたいな工具です。
粘着層のついていないルーフィングはこのタッカー（ホッチキス）で留めます。
針もホッチキスの針がそのまま太くなったようなもので、要所要所打ち付けていきます。
当然針を打った箇所には穴が空きますが、アスファルトが溶けて穴を塞ぐことで止水をしています。

ルーフィングを張る前の準備

粘着層がしっかりとカラーベストと密着するように、また異物がカラーベストとルーフィングの間に入ってせっかくのルーフィングを破いてしまわないように入念に清掃を行います。
高圧洗浄も考えましたが、現状お部屋に雨漏りしてるため、清掃のためとはいえ水を流すのはやめて欲しいとオーナー様からご要望を頂きましたので人海戦術で清掃を行いました。

旧固定金具の撤去跡

太陽光パネルを設置するためにカラーベストに穴をあけて固定されていた専用固定金具。
ボルトや金具周辺にはコーキング（ブチル系）処理がされていて、これにより止水をするのですが、職人の技量や充填する量などにより品質に統一性が無かったのかもしれませんね。
またコーキングにも寿命（１０年～１５年ほど）がありますので、設置後１１年ほど経過していることを考えるとコーキングの寿命による雨漏りだったのかもしれません。

まだルーフィングは張りませんよ！

周りの古いコーキングを取り除き、また固定金具を留める為に空いていた穴をコーキングで全て埋めます。
この上からルーフィングを張りますが、屋根に穴が空いていることが分かっていて塞がないのは・・・。
プロとしては見過ごせませんよね！

しかしその数なんと・・・。
420箇所！

さすがにこの数の穴が、たとえルーフィングを被せるとはいえ屋根に空いていたら。
不安な気持ちは拭えないですものね！

お客様には不安を微塵も感じさせてくないとの信念を持って一つ一つ埋めましたよ！

～ルーフィング張り編～　は明日以降お届けします。