豊橋市　太陽光パネルの乗った屋根のリフォーム事例と費用相場をご紹介

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施工事例
豊橋市　太陽光パネルの乗った屋根のリフォーム事例と費用相場をご紹介

工事のきっかけ

アパートオーナー様から頂いた雨漏りのご相談。
築２０年のカラーベスト葺き屋根のアパートを所有されていて、１１年前に太陽光パネルを設置したそうです。
程なくして雨漏りをするようになり、設置業者に対応を求めたそうですが、１度対応したきりとなってしまったそうでお困りでした。
その１度の対応で雨漏りは止まらず、入居者様もいた為迅速な対応を希望されていて、弊社にご相談いただき屋根カバー工法にて雨漏り改善をすることとなりました。

豊橋市屋根カバー工事,雨漏り修理,アパート・ビルなどの外装リフォーム,その他の工事,アパート

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根カバー工事,雨漏り修理,アパート・ビルなどの外装リフォーム,その他の工事,アパート

施工期間: ６日

使用材料: ニイガタ製販　PV支持金具

築年数: 築２０年　　太陽光パネル設置後１１年

工事費用: 約￥１,６００、０００　（税別）

建坪: シャープ製太陽光パネル：１０５枚

こんにちは。
街の屋根やさん豊橋店です。

太陽光パネルのの屋根ってどうやってリフォームするのかお悩みではありませんか？

鳥の巣の撤去や清掃、パネルの下の塗装や雨漏り修繕など、様々なケースがあると思います。

今回は雨漏り修繕で屋根カバー工法を行った現場で太陽光パネルの脱着・再設置の様子をお伝えしていきますね！

費用相場もご紹介していきますよ。

豊橋市　屋根の雨漏り改善でカバー工法を行った現場紹介

築２０年を経過しているアパートで屋根材はカラーベスト葺きでした。
カラーベストとは屋根用化粧スレートのことで、セメントと繊維質を混ぜた屋根材となっています。

厚みは５㎜ほどで陶器瓦の約１/２の重量となっていてコストパフォーマンスに優れているため、現在でも非常に多くの住宅や建築物に使われています。

屋根の状況は・・・

屋根面至る所にヒビ割れが確認出来ました。
屋根用化粧スレートにはアスベスト含有と非含有があります。
アスベストは２００６年に生産が全面禁止となっていて、それ以降のものはアスベスト非含有となります。
（アスベスト（石綿）含有建材調査には資格が必要です。有資格者の私が事前調査にお伺いします！）

【参考記事】▶︎▶︎▶︎アスベストについて詳しく解説！

耐用年数は２０年〜３０年と言われていて、塗装などの定期メンテナンスが必要です。

今回は雨漏りをしているため、下葺材（ルーフィング）の劣化も考えられたため、屋根カバー工法での工事となりました。

下葺材　ルーフィングとは？

ルーフィングは屋根材の下に必ず張る防水紙のことです。
屋根材の下に雨水が回り込んでしまっても建物内に漏水させない為のもので、非常に重要な役割を果たしています。

【参考記事】▶︎▶︎▶︎防水紙の重要性とは？

既存の太陽光パネルの設置状況と取り外し

今回はアパート屋根という事で１０５枚のパネルを一時的に撤去しました。
一般の住宅の場合２０枚前後がほとんどですので、今回は少し特殊なケースかもしれません。

この時にパネルの不具合や配線の状態も確認しておきます。

屋根カバー工法を行うため

パネルはこのあと再設置するため、慎重に取り扱いをし保管しておきます。
お客様の敷地状況によっては現地保管出来ない場合があります。
その際は弊社にて一時保管も出来ますのでご相談くださいね。

屋根カバー工法で雨漏り解消！

既存のカラーベストの上から粘着層付きルーフィングを敷きます。
屋根面側に粘着層が付いていて、既存の屋根材に密着することで止水性を高めています。

新しい屋根材にはガルバニウム鋼板製を使用しました。
軽くて丈夫な「エバールーフ横葺き」をご採用いただきました。

【この現場の詳しい施工事例はコチラ】▶︎▶︎▶︎アパートのカラーベスト屋根をカバー工法でリフレッシュ！

【関連記事】▶︎▶︎▶︎豊橋市で行ったカラーベストのカバー工法

約４９０㎡というなかなかのボリュームに苦戦しながら屋根を納めました。
１枚あたりの横幅（長さ）を長く取るように割付けをし、繋ぎ目を少なくして少しでも雨漏りのリスクを減らしています。

専用のPV支持金具は屋根に穴を開けません！

既存のパネル固定方法

太陽光パネルを撤去すると、固定用のラックが出てきます。
こちらも全て取り除かないとカバー工事は出来ません。
カラーベストに固定してあったパネル固定用のラックを撤去します。

既存の固定方法はカラーベストに穴を開ける方式で、周辺をシーリング処理で防水をしてありました。
シーリングにも耐用年数があるので、今回の雨漏りはシーリングの耐用年数切れによる経年劣化が原因であると思われます。

再設置には「キャッチ工法」を採用しました

再設置には屋根に穴を開けない「キャッチ工法」を採用しました。
横葺きの金属屋根材の隙間に差し込んで固定する方式のため屋根に穴を開けずに済みます。
当然ですが屋根に穴を開けないことにより、雨漏りのリスクが大幅に軽減します。

現在ではキャッチ工法は主流といっても良いかもしれません。
横葺き・縦葺きなどほとんどの金属屋根材に対応した製品ラインナップがあります。