田原市で瓦屋根の漆喰を部分修繕した現場

瓦屋根の漆喰はなぜ劣化する？今回の状態

瓦屋根の漆喰はおおよそ15〜20年ほどで劣化が始まります。

紫外線や雨風に長年さらされることで、表面が黒ずんだり、細かいひび割れや剥がれが生じるためです。
今回の現場でも棟部分の漆喰が部分的に剥がれ、瓦の上に小さなかけらが落ちていました。

劣化が軽いうちに対処することで、棟の歪みや雨漏りなど“大掛かりな工事”を未然に防ぐことができます。

外壁塗装のタイミングと合わせると足場代を節約できるため、計画的な点検がとても重要です。

当店の無料点検では、屋根全体の状態や修繕が必要な箇所を写真付きで詳しくご説明しますので、気づきにくい屋根の状態把握にもご活用いただけます。

部分修繕「漆喰の詰め直し」工事の内容

「漆喰の詰め直し」とは、古い漆喰をきれいに撤去し、新しい漆喰を適量塗り込む工事です
。今回は劣化が軽度だったため、この工法で十分対応できました。

まず古い漆喰を丁寧に撤去し、その下にある葺き土（瓦を固定する土）を傷つけないよう注意しながら下地を整えます。

葺き土は昔の瓦屋根によく使われており、棟や壁際などにも残っています。
その後、現場で水分量を調整しながら漆喰を練り上げ、専用のコテで隙間なく均一に塗り込んでいきます。

漆喰は多すぎても少なすぎても不具合の原因になるため、適量で施工することが非常に大切です。

今回は修繕箇所が約40カ所と多かったため、2日間の工事となりましたが、仕上がりは既存部分との違いがほとんどわからないほど自然に収まり、お客様にも大変ご満足いただけました。

今回の工事費用とまとめ

●部分修繕：約40カ所
●工事費用：80,000円〜（撤去・処分費・諸経費込）
●施工期間：2日
使用材料：シマダ漆喰、瓦用コーキング

漆喰工事は専門知識が必要なため、誤った施工が雨漏りにつながるケースも少なくありません。瓦屋根のメンテナンスは経験豊富な専門店にご相談ください。

街の屋根やさん豊橋店は創業５０年の老舗瓦工事店です。
瓦屋根の経験は実績も豊富ですよ！

まとめ

街の屋根やさん豊橋店では、「この部分だけ直したい」「とりあえず応急処置してほしい」など部分的な工事にも柔軟に対応しています。

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